7.従来の二重管複合注入工法との相違点

  1. 構造の複雑なグラウトモニターを使用しないので、モニターに関するトラブルがなく、必要に応じて懸濁型グラウトを併用することもできる。
  2. 施工フローチャートに示す各注入ステップ毎の土質や受入れ状態に対応した合理的な注入コントロールによって無理、無駄、ムラのない注入が実現できる。
  3. AB液の比率によってゲルタイムを変換することにより、ホース内ロスが皆無となり、タイムラグのない注入コントロールができる。
  4. 試験注入孔及び先行して施工された隣接孔の注入コントロール結果の履歴を参考にして、これから施工する注入孔における初期設定を合理的に行うことができる。
  5. 経済性を損なわないようにしつつ有害な地盤変位を最小限に留めることができる。
  6. 瞬結グラウトによる割裂浸透と、この割裂浸透の改良ムラを注入速度を小さくして緩結グラウトで埋め尽くす手法を原則とし、この操作を同一ステップ内でも反復するので、 加圧脱水現象が促され、注入充填率を極限まで高めることが可能となった。
  7. 注入率を過大に見込んだステップや、注入材をどうしても受け入れないステップ(主として浅い深度の粘性土)では、注入を合理的に中断することができる。
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